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一階中心で暮らす、という選択 facebook

いつの頃からか、階段の下に立つと「よし」と小さく気合を入れている自分に気づくことはありませんか。
かつては家の中を縦横無尽に動いていたはずなのに、重い洗濯物を持って上がるのが億劫になったり、2階に忘れたスマホを取りに戻るのを諦めたり。

それは、人生のステージが変わり、住まいに求める”ちょうどよさ”が変化してきたサインなのかもしれません。

今回は、住み慣れた家でこれからも心地よく過ごすための、暮らしのリサイズについて考えてみます。

1階完結という身軽な暮らし方

もし、いま2階にある寝室やクローゼットを1階に移したら、一日の暮らしはどう変わるでしょうか。

生活のすべてをワンフロアに集める1階完結型の暮らしは、驚くほど心身を軽くしてくれます。

移動に使っていた体力や時間を、ゆっくりお茶を淹れたり、窓の外を眺めたりする時間へ。

それは、今の自分を大切にするための、ささやかな贅沢ともいえるかもしれません。

まずは「降ろしてみる」ことから

いきなり模様替えやリフォームを考える必要はありません。

最初は、2階にあるものを1階に降ろしてみるだけで十分です。

普段着の収納、寝るための布団、毎日使うタオル類。
毎日使っているのに、なぜか2階にある…そんなものから、試しに場所を移してみる実験をしてみるのはいかがでしょうか。

着替えを1階で完結させてみる

まず試したいのが、衣類の置き場所です。
よく着る服だけを、1階にまとめてみます。
全部移す必要はありません。

  • 一週間分だけ

  • 普段着だけ

それだけでも十分です。
洗濯して、干して、しまう。そして着る。
この流れが同じ階で終わるだけで、家事の途中で階段を往復する回数がぐっと減り、楽になります。

寝る場所を1階に変えてみる

1階中心の暮らしを考えるとき、いちばん変化を感じやすいのが「寝る場所」です。
とはいえ、いきなり本格的に移す必要はありません。

最初は、一週間だけのお試しで変えていてはいかがでしょうか。

たとえば、

  • 和室に布団を敷いてみる

  • ソファ横に簡易ベッドを置いてみる

  • 来客用の部屋を使ってみる

夜、「もう階段を上らなくていい」と思えるだけで、

体も気持ちも、すっと緩む感覚があるはずです。
朝起きてすぐキッチンに立てること。
洗濯や身支度の動線が短くなること。
実際に体験してみると、「これは楽だな」と実感できるはずです。

2階はたまに使う場所でもいい

生活の中心を1階に移すと、気になるのが2階の扱いです。

「このまま使わなくていいのだろうか」
「物置のようになるのは少し抵抗がある」

そんな気持ちが湧くのも自然なことです。

けれど、2階は毎日使う場所ではなく、たまに上がる場所と割り切ってみるのも一つの手です。

重い掃除機を持って上がるのはやめて、軽いフローリングワイパーだけを置く。

天気の良い日に窓を開け、風を通す。
そのついでに、かつて子供たちが使っていた部屋で昔を懐かしむ。
そんな風に負担なく付き合うのも、いい距離感といえるかもしれません。

暮らし方は、年齢や季節とともに少しずつ変わっていきます。
今の自分にちょうどいい形で、住まいと付き合っていきたいですね。

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