日本では毎年、台風が8月から10月にかけて多く発生します。
被害の大きさは、住まいの備え次第で大きく変わることも。
今回は、台風前に見直しておきたい防災のポイントをご紹介します。

●屋根・外まわりのチェックポイント
まずは、普段つい見逃しがちな屋外から確認してみましょう。
- 屋根材のズレや浮き
強風で瓦や板金が飛ばされると、雨漏りや近隣への被害につながります。築年数が古い家では、リフォーム業者に診断してもらうのも安心です。 - 軒先・雨どい・排水口の詰まり
雨どいや排水溝が落ち葉やゴミで詰まっていると、大雨の際に排水が追いつかず浸水のリスクが高まります。
ベランダの排水口も忘れずにチェックしましょう。 - ベランダや庭の飛びそうな物
物干し台や植木鉢、園芸用品などは風で飛ばされる危険があります。
重ねて置くだけでは不十分なので、室内に一時的に避難させるのが確実です。

窓・ガラスの飛散対策も忘れずに
ガラスが割れると大きなケガにつながる恐れがあります。
特に風上に面した窓は注意が必要です。
- 雨戸やシャッターの動作確認
長期間使っていないと、開閉が固まっている場合もあります。台風シーズン前にスムーズに動かせるか点検しておきましょう。 - 雨戸がない窓には飛散防止フィルムを
雨戸がない場合は、窓に飛散防止フィルムを貼るのが安心です。手元になければ養生テープで「×」印に貼るだけでも一定の効果が期待できます。
ただし、本格的な対策を考えるなら、強化ガラスやシャッターの設置も検討しておきましょう。
停電・断水への備えも忘れずに
台風の後にライフラインが止まることも想定して準備しておきましょう。
- 懐中電灯やモバイルバッテリー
いざという時に電池切れでは意味がありません。日頃から充電や電池のストックを心がけておきたいですね。 - 飲料水と生活用水
ペットボトルの備蓄に加え、台風前には浴槽に水をためておくのもおすすめです。トイレや簡単な洗い物に使えます。 - 非常食や簡易トイレ
缶詰や常温保存パンなどは、賞味期限を定期的に確認しながら備蓄を。家族の人数や年齢に合わせて準備しておくと安心です。
家族で話し合っておきたい“避難”のこと
いざという時の行動計画を、事前に家族で共有しておくと安心です。
小さな備えが、大きな安心に
台風の規模や進路は予測できても、被害の大きさは「備えの有無」で大きく変わります。
普段の暮らしにちょっとした防災意識を加えるだけで、家も家族も守る力はぐっと高まります。
まずは今日からできることを一つ始めてみませんか。