近年、日本各地の自然から取ったエッセンシャルオイル「和精油」が注目されています。
東北でも青森ヒバや秋田杉をはじめさまざまな和精油が作られています。
またその土地をイメージしてブレンドしたアロマオイルを作っているところも。
今回はそんな東北各地のローカルな和精油やアロマオイルを紹介します。
秋保ワイナリーで剪定された葡萄のツルをリードとして使ったルームフレグランスです。
秋保の自然をイメージしたアロマは〈空〉〈記憶〉〈大地〉〈(収穫の)夜〉の4種類。
香りが引き立つように丁寧に乾燥、加工された葡萄のツルとガラスのベースが空間をおしゃれに演出します。
個性の異なるアロマをワインを選ぶように選んでみては。
オンラインショップではアロマオイルの定期便もあります。
南会津の森の和精油を中心に、国産のアロマオイルを造っている一十八日。
南会津のクロモジやニオイコブシ、花粉症にいいと言われるトドマツなどのアロマオイルが揃います。
また地元の農家さんと取り組んでいる会津香りプロジェクトでは、耕作放棄地などで農薬を使わないハーブを栽培。
そこで採れたハッカやシソなどの貴重な精油もあります。
秋田杉のアロマオイルを造っているアトリエアンダンテ。
50m超の秋田杉の大木の葉からオイルを採っています。
「森林浴をご自宅で」というコンセプトのとおりリラックスできる香りが魅力です。
秋田県立大学の研究でも杉の葉の精油に鎮静・鎮咳などの働きがあると確認されています。
そのほかに秋田杉と様々な香りをブレンドした秋田杉の春夏秋冬シリーズもあります。
出典:https://www.atelierandante2015.com/home
白神山地の樹木からアロマオイルを作っている白神アロマ研究所。
2022年には、世界文化遺産に登録された三内丸山遺跡をモチーフに縄文アロマ「土」と「火」を開発しました。
共に三内丸山遺跡に杉が生えていたことから、杉をベースに「土」はレモンやユズなどをブレンド、「火」はオレンジやゼラニウムなどをブレンドしています。
セットになっている大鰐町の木工工房『わにもっこ』の杉製のディフューザーもかわいいです。
出典:http://aroma.shirakami.gr.jp/
いかがでしたか。
毎日の生活に潤いをもたらしてくれるアロマ。
ホームページでは取り扱い店舗やオンラインストアの情報を掲載しているものもあるので、気になる香りがあればぜひ試してみてはいかがでしょうか。